2017.12.22

【留学レポート】ウィニペグの空は今日も快晴!(4)

【留学レポート】ウィニペグの空は今日も快晴!(4)

 先ずは、ウェザートークから。最近ウィニペグではマイナス20度近くになる日があり、これからさらに気温が低くなると思うと少し怖い松村寿々圭です。さて、今回のレポートです。

クッキーゲームで一皮むけました

 2017年12月14日。今期最後のActivityがありました。5つのチームに別れ、イントロクイズやクッキーゲーム、伝言ゲームなど、さまざまなゲームに挑戦。
 先ずはクッキーゲーム。私はこれにチームの3人目として挑戦しましたが、思っていた以上にスムーズに口まで運ぶ事ができました。今、思えば日本にいた時には恥ずかしくて挑戦できなかったパフォーマンスです。ところが、思い切って挑戦してみると意外と楽しいもので、恥ずかしがらず、どのようなことでも挑戦してみるものだと思いました。松村寿々圭、クッキーゲームで一皮むけました。

クッキーゲームとは?:額にクッキーをのせ、手を使わずに口まで持っていき、食べるゲーム。

ゲームで知る多様性という環境と尋ね直すことの重要性

 さて、次は伝言ゲーム。このゲームは、“Santa clause is coming to town”など聞いてみれば簡単な文章を次々に伝えること。ところがです。出身国が異なる人ばかりが集まれば、その人なりの発音の仕方があり、的確に聞き取れないことも少なくありません。
 ゲームで知ったのは、多様性という環境とその環境の中で尋ね直すことの重要性です。カナダは移民の国。英語を母語とするネイティブばかりが生活しているわけではありません。英語とはいえど、さまざまな原語を母語とする人が「英語を共通語」として使っている今、母語の発音やアクセントに引っ張られることもあります。
 聞き取れないからといって、恥ずかしいとか面倒くさいとか、聞き直すことは相手に失礼だと独りよがりな考えの中で、聞き直すさないこともあります。私もその内の1人でした。でも、多くの国の、たくさんの人と会話をする機会が増えた今、うやむやにはしていられません。何よりも聞き直すことは、相手に対しても失礼でもなんでもありません。
 聞き取れなければ、一言“Could you say that again?”と尋ねればいいだけのこと。聞いてみると意外と簡単な英文や、知らない表現など新しい事を発見する良いチャンスでもあります。

Graduation

 2017年12月15日。秋タームのGraduationがあり、体育館に学生やその友人、そしてホストファミリーが集まりました。と、その時に気がついた事があります。それは皆の服装です。私の中では秋ターム(14週間)だけだとはいえ、卒業式=フォーマルな服装というイメージがあった為、私は黒のワンピースを着て行きました。
 しかし、です。当日会場に着いてみると、ほとんどの人がジーンズにセーターなどとカジュアルな服装ではありませんか。そしてよく見ると、フォーマルな格好をしているのは、ほとんどが日本人でした。台湾人のクラスメイトにこの事を聞いてみたところ「フォーマルな服なんて着ない、だってただの卒業式でしょ。」との回答が。これも文化の違いなのか、それとも短い留学先での卒業式だったからなのでしょうか。今でもよくわかりません。世界は「カジュアル」への道とただひたすらにたどっているのでしょうか。でも、卒業式際には、担当の先生には贈り物を。それがこのポインセチアです。

1タームを終え

 さて、秋タームが終わりほとんどのクラスメイトが母国へと帰っていきました。14週間一緒に過ごし、いろいろな思い出もあり寂しさもあります。
 9月からスタートした留学生活。来た時よりも、WritingやSpeakingの力が伸びたように感じます。と、言うのも、最初のクラス分けテストのライティングでは1枚も書くことができませんでしたが、先日のライティングのテストでは3枚書くことができました。また友人との会話も当初よりはスムーズになり、一緒に出かけることもよくありました。しかし、全てにおいてまだまだ納得のいくレベルではありません。
 15日に今タームの卒業式を終えたと同時に次のタームのクラスが発表されました。無事に上のクラスへ進むことができ、嬉しい気持ちと共に、更に気を引き締めていかなければならないと実感しました。
 12月16日から1月11日までは、約1ヶ月間の長期休暇。この休暇を無駄にしないよう、計画を立て帰国までの残りの2ヶ月半、気を引き締め日々努力してまいります。

 Merry Christmas!and Happy New Year!

 ではまた、次回に。