【留学レポート】台湾留学レポート・牛肉麺を頬張って(1)

 国際コミュニケーション学部神尾ゼミナール2回生の大槻えみです。台湾の国立高雄餐旅大学に留学してから2か月が経過しました。台湾は11月に入っても日中は気温が30度近くまで上るので、涼しくなる日を願うばかりです。
それでは10月の出来事を報告します。

4連休in台北

 10月は月初めから早々に国立記念日などのため4連休がありました。私を含めて日本人留学生2人でチューターの実家のある台北へ行きました。チューターの両親は快く受け入れ、さまざまな場所に連れて行ってくださいました。
 オーシャンビューのこの写真は、クイーンズヘッドと呼ばれる場所です。波の浸食や強い潮風などの影響により、女王頭の形に似ているということで名付けられたとのこと。しかし観光客が触ったり、自然の影響などで現在はその特徴的な形が残っていませんでした。でも、景色は文句なしに美しく、台湾旅行の際には、おすすめです。とても満足でした。

 左の写真は有名な観光地である九份です。千と千尋の神隠しの舞台ともいわれている場所でもあるため、日本人観光客が多くいました。写真では伝わらない現地独特の雰囲気や、道中の険しくも美しい景色などでとても感動しました。
 さらに美術館にも連れて行っていただいたのですが、その中の一つの作品にこのようなオブジェがありました。
 スマホ片手にポケモンGOをしています。作品でも忠実に現代社会を表しており、思わず笑ってしまったのと同時に、芸術はとても難しいものだと痛感しました。
 この4日間で寮生活では分からない、一般家庭の生活を体験できたこともとても良い経験になったと感じています。

歓迎会・交流会

 10月15日、世界各国から高雄市に留学に来ている人への歓迎会がありました。高雄市の観光名所を回ったり、伝統的のある食べ物をいただいたり、原住民の方々のおもてなしを受けたりしました。他校の日本人留学生や外国人と交流することができ、とても貴重な体験が出来ました。

 さらに10月17日には、高雄餐旅大学に来ている留学生の歓迎会、兼交流会がありました。それぞれの国の伝統的な衣装での参加のため、私たち日本人は浴衣を着て参加しました。「很可爱!!(かわいい!)」と多くの参加者から言っていただいたと同時に、日本の浴衣を多くの方が知ってくれていたのがとても光栄に思いました。ジェスチャーゲームなどの催し物も用意されており、文化や話す言葉が違う人達でも楽しめる交流会でした。
 このような場所ではやはり主に英語が使われるため、もっと英語を勉強しておけばよかったと後悔しています。
 それにしても国立高雄餐旅大学は、行事が多く勉強のみならず、日々忙しい留学生活です。この機会を利用して、中国語は勿論、英語力向上も目指して頑張ります。
 行事が多いといえば、10月の第4週には中間テストがあり、11月には新入生歓迎会が行われます。日本人留学生はダンスを踊らなければいけないので、寝る間を惜しんで勉強とダンスの両立を頑張ります。