【留学レポート】アデレード・南十字星の光をたよりに(1)

 国際コミュニケーション学部2回生神尾ゼミナールの平石加奈です。2016年10月7日に日本を出発し、シンガポール経由で8日の朝、セントビンセント湾を抱えたオーストラリア・南オーストラリア州の州都アデレードへ到着しました。このレポートを作成しながら、ネット検索しておりましたところ、面白い地図を見つけましたので画像引用をしたいと思います。
 日本列島がすっぽり入ってしまう面積に、人の数よりも羊の方が多いといわれるオーストラリア。その中でも、イギリス国王ウィリアム4世の妃アデレードから命名した地にあるフリンダース大学が私の学びの地です。11か月間にわたり、フリンダース大学での留学生活を、「アデレード・南十字星の光をたよりに」と題して、レポートを発信していきます。

 アデレードに来てから3週間が経ちました。
  • 画像出所:http://blogs.yahoo.co.jp/shokodotmc/13004025.html

そもそも、なぜオーストラリア留学をしたのか?

 私は中学生の頃から外国に興味があり、大学の4年間のどこかで絶対に留学をしようと思い続けてきました。中学・高校時代には、マレーシア・アメリカ・オーストラリアなどさまざまな国の留学生のホームステイを受け入れ、外国人に触れることを日常にしてきました。
そもそも、私がなぜ留学先をオーストラリアにしたのか、ということですが。出身高校の姉妹校がオーストラリアにあり、毎年約15名の生徒が交換留学生として来ていました。留学生と話すことで自分の知らない世界、文化など様々なことが見えてきました。しかし、人から聞いただけでは本当かどうかもわからないので、自分で体験して感じたいと思うようになり、自分の目で、耳で体感したかったからです。
土足での生活や食の文化の違いなど、日本とは異なることだらけの毎日、英語漬けの日々。今はただそれだけで頭がいっぱいですが、留学中は、オーストラリア人の家でホームステイをしています。ホストマザーは最高のコミュニケーション力を持った人であり、優しい人です。過去に日本人の受け入れもした事があり、バスの乗車方法から始まって日常生活の様々なことを教えてくれます。中国人のルームメイトもいて、ホームステイが初めての私にとっては安心度抜群のホームステイ先です。

フリンダース大学

 私はフリンダース大学のIELIという語学学校で毎日勉強しています。登校初日に0〜7レベルのクラス分けをするためにリスニング・ライティング・スピーキングの3つのテストをしました。私は外国へ行きたい、英語を話せるようになりたいと言ってはいたものの勉強をほとんどしてこなかったので、レベルは1・2・2という当然の結果になりました。
クラスは10人ぐらいの少数で行われていて、クラス内では日本人同士で日本語を話してはいけません。しかし、私は授業に出ることそのものがエキサイティングに感じます。新しい単語を覚えたり文法を覚えたり、日々成長しているような気がします。留学先で語学学修を始めたばかりですが、「What one likes, one will do well.(好きこそものの上手なれ)」この言葉を信じて11か月頑張ります。

誕生日

 オーストラリアへ来て10月17日に私は二十歳の誕生日を迎えました。まだ出会って10日も経っていないのに関わらず、ホストマザーがご自身の幼馴染の家族を迎えてお祝いしてくれました。手作りニョッキやケーキはすごく美味しかったです。オーストラリアに来て1番驚いたのが、バースデーソングにThree Cheersと呼ばれる万歳三唱のような掛け声があるということです。少し戸惑いましたが、オーストラリアで誕生を迎えられたことを嬉しく思いました。
 画像は、その時のバースデーケーキです。

おわりにかえて

 ワクワクしながら学ぶ。今まで体験したことのない鼓動が私の体を占領しています。11か月後どのようになっているのか。それは私自身にもわかりませんが、時々送るレポートで、私の脈打つ学びへの憧憬を感じてください。