ゼミの卒業生平田智哉君からのメッセージを聞いて

先週に引き続き、今年3月に卒業したゼミ学生が突然大学に会いに来てくれました。今回は、平田智哉君が来校。3限後研究室に戻ろうとすると、そこには見慣れた顔の人物が、ごく自然にいてびっくり。すぐ次が大学入門ゼミだったので、驚きを隠す間もなくそのまま教室に。そして1回生を前に、かつて優勝したスピーチ・コンテストの時を彷彿させる平田ワールドを展開。大学2回生の後期に起業し、現在に至る自分を語ってくれました。
学生からは、「なんで賀川ゼミを選んだのですか」、「大学1回生の時は、どのように過ごしていたのですか」、「スピーチ・コンテストには出たほうがいいですか」、「どうして卒業できたのですか」、「起業する時のお金はどうしたのですか」、「起業して失敗したことはどんなことですか。それに対してどのように対応しましたか」といった質問が。それらに対し、平田君は質問者を中心に視線を向け、語り、熱い思いを伝えてくれました。

以下は、平田君のメッセージを聞いた大学入門ゼミ学生の感想です。

梅原大輝

私の将来の夢はまだ決まっていませんが、話を聞いてまず何事にもチャレンジすることが大事だなと感じました。同じ人間なのに環境や考え次第で変わる未来もあるのだなと改めて考えさせられました。私も自分なりに何かしら行動に移そうと思います。

裏野秋穂

平田さんの話を聞いて、さすが起業するということを成し遂げた人だなと思いました。起業しようと考えたのは、「アルバイトでお金をたくさん稼いでも遊ぶ時間がなくて、雇われているままだとだめだ」と思ったのがきかっけと言っていて、本当に驚きました。私ならアルバイトか遊ぶ時間のどちらかを減らそうとしか思わないからです。そして、平田さんの一つ一つの言葉は、とても心に響きました。自分も将来のことをきちんと考え、人との繋がりも大切にします。

大井洸平

平田さんの話を聞いて、僕も起業したいなと思うぐらい社長という立場が魅力的に感じました。平田さんのいろいろなことにチャレンジするという姿勢を見倣って、僕も何でもいいのでチャレンジをして、平田さんのようなしっかりした人になりたいです。失敗を失敗と思わず、いい体験になったということで次へ活かすことが大切なんだなと思いました。まず僕は小さな夢でも持つことを目標にして頑張っていきます。

大木風香

私はまだ将来就きたい仕事について、英語関係に携わりたいといった具合に大まかにしか決まっていないので、平田さんの話を聞いて、在学中に目標を持ち、それを叶えるために自分自身で行動したこともすごいと思いました。そして結果的には目標を達成し、また次に新しいことに挑戦していっていると聞いて、は私も頑張らないといけないと思いました。
人前で話すときも、目線や話し方もほかの人とは違っていて、話にも引き込まれました。
私は極度のあがり症なので、人前で話すことは苦手ですが、克服できるようによう頑張りたいです。

大瀬佑允

私は平田さんの話を最後まで聞いてわかったのは、ものすごくすごい人なのだと気付いたことです。大学の2回生から、バスケットボールのビジネスをしているなんてすばらしいと感じました。仕事のことを「ビジネス」と言っているところもかっこ良かったです。
「失敗は成功の元」の話の際に、失敗はしていないと言っていました。そこであきらめるから、失敗に終わるとも言っていました。私はこの言葉にグッときました。
私はすぐあきらめがちな性格で、これまですぐに「失敗した!」で終わっていました。私もちょっとやそっとのことで、すぐにあきらめる癖を直さなくてはいけないと気付きました。そうして失敗もせず、あきらめずに頑張れば成功につながると気付きました。今回は、平田さんの話を聞けて本当に良い時間を過ごせました。

岡崎江莉

私が平田さんの話を聞いて率直に思ったことは、すごいなということです。今年大学を卒業したばかりなのに、社長をしているというのは本当に驚きました。平田さんが人とのつながりを大切にしようと言っていたので、私も大学生活で出会った友達は大切にしようと思いました。

奥村 碧

私は平田さんに「起業するとなった時の不安はなかったですか」という質問をしました。それに対し、返ってきた答えが「やっぱり不安はあった。しかし、あるとき友人に連れられ上海に行った時、貧しい人たちを見て、自分1人がどんな選択をしても彼らに影響を与えられることはできないだろう、それならばどちらの選択でもいいと思って起業するという選択をした。」とおっしゃっていました。この起業に至るまでの経緯を聞いて、考え方がかっこいいなと思いました。
また、平田さんの大学生活について聞いていて、自分のしたいことを精一杯思うようにすることがどれだけ有意義なことかもわかりました。「失敗を失敗と言って終わらせなければ失敗ではなく成功に繋がる。だから僕は僕の人生において失敗したことはない。」という言葉がすごく印象的でした。
先輩の体験談や今進められている事業、そしてこれからの目標を聞けて、自分はこれからどうしたいか、また今後どうするかを考えられたので、とてもいい時間でした。

南 幸太(SA)

先週の大学入門ゼミでは、平田先輩が学校に足を運んでくださったということで、ついでに1回生たちに臨時で就職などについて、お話をしていただきました。
お話の内容は、とても濃密であるにも関わらず分かりやすく、僕も話に惹きこまれてしまいました。「遊ぶためにお金を稼ぎたい」、誰もが抱くような単純なことが起業にまで繋がることがあるなんて、思いもしませんでした。「感想は?」と聞かれれば、「すごかったです」以外の言葉では表せません。
また、ゼミ生のほとんどが話に聞き入り、いつもより目を輝かせていたように感じました。次にこのような機会があれば、ぜひ他の先輩方のお話も聞きたいと思います。