2018.2.8

日本のホテルが取り組むブランディング活動の調査と提案

日本のホテルが取り組むブランディング活動の調査と提案

活動テーマ:日本のホテルのブランディング
産官学連携先:神戸メリケンパークオリエンタルホテル、京都・烟河


 杉田ゼミ3年次生は、キャリアゼミの制度を活用し、兵庫県神戸市に立地する神戸メリケンパークオリエンタルホテルと提携し研究を続けてきました。今年度のキャリアゼミは昨年度から引き続いての活動であり、訪問も2回目となります。
 昨年度は神戸メリケンパークオリエンタルホテルさんを訪問してホテル産業のブランディングについて聞き取り調査を行いましたが、今年度は我々の方から大学生の目線で考えたブランディング企画について報告を行いました。
 前回の訪問では、神戸メリケンパークオリエンタルホテルさんが取り組むブランディングのテーマが「スローラグジュアリー」であることを教えていただき、外観、内装、調度品や食事のメニューに留まらず季刊誌の内容に至るまで全て「スローラグジュアリー」というイメージに結びつくよう細心の注意を払っていることを教えていただきました。
 一方、まだまだ大阪の大学生に対する知名度を高めたいということも課題として考えておられるとのことでしたので、今年度はアンケート活動やゼミでの討論を経て杉田ゼミなりのアイディアを発表させていただきました。

学生活動状況報告

 流通学部杉田ゼミでは2年次の前期から3年次の現在まで神戸メリケンパークオリエンタルホテルさんについて研究してきました。神戸メリケンパークオリエンタルホテルでは「スローラグジュアリー」というコンセプトを掲げていて、他のラグジュアリーホテルとはまた違う非日常感で他社との差別化をはかっています。
 私たちは二度目の訪問をさせていただいた際に、自身で考えた神戸メリケンパークオリエンタルホテルさんへの企画提案をしてきました。内容はオープンテラスでBBQ、テラスで南京町祭り、パートナーパーティの3つです。特にメリケンパークさんから好評をいただいたのは「パートナーパーティ」でした。今までに考えたことのない企画だったそうです。このときに、神戸メリケンパークオリエンタルホテルさんからいただいた各企画のアドバイスを元に修正し、ゼミ大会で発表しました。その結果、三位の成績をいただきました。私自身、これまで神戸メリケンパークオリエンタルホテルさんに力を注いで来たので三位という成績が悔しかったです。採点をしてくださった先生から「アイデアをひとつに絞って研究する」というアドバイスをいただきました。そのアドバイスからひとつに専念して研究することでよりよい企画ができるのではないかと感じました。またこのような機会があれば、ひとつの企画に集中し、よりよいものを提案したいです。

流通学部 3年生 澤田 七美

参加学生一覧

道畑 綾、坂口 若葉、澤田 七美、三藤 祐真、西原 海人、林 卓未、牧野 凌大

ゼミ集合写真