活動の目的及び取り組む課題
2016年3月、スポーツ庁と観光庁、文化庁が包括亭連携協定を結び、新たに「スポーツ文化ツーリズム百選(仮称)」を策定することが発表された。それに伴って、これまで主にスポーツ業界で使われてきた「スポーツツーリズム」という言葉がさらに一般的に広く普及し、スポーツ参加を目的とした旅行への注目が高まることが予想される。
こうした動きの中で、地方自治体では域内の観光およびスポーツ資源を活用した参加型スポーツイベントの開催を通じて、その地域を活性化させる取り組みを推進している。加えて、このようなスポーツイベントの開催やそれに伴う環境整備は、観光客数の増大だけではなく、地元住民のスポーツ参加率や身体活動量を増加させる効果があると期待されている。
そこで本キャリアゼミでは、兵庫県香美町との連携を通じて当該地域内のスポーツ資源を調査し、それらを活用して観光客数の増加および地元住民の身体活動量の向上に寄与する方策について検討することを目的とする。
こうした動きの中で、地方自治体では域内の観光およびスポーツ資源を活用した参加型スポーツイベントの開催を通じて、その地域を活性化させる取り組みを推進している。加えて、このようなスポーツイベントの開催やそれに伴う環境整備は、観光客数の増大だけではなく、地元住民のスポーツ参加率や身体活動量を増加させる効果があると期待されている。
そこで本キャリアゼミでは、兵庫県香美町との連携を通じて当該地域内のスポーツ資源を調査し、それらを活用して観光客数の増加および地元住民の身体活動量の向上に寄与する方策について検討することを目的とする。
活動内容
8月上旬の本調査に先立ち、このプロジェクトの中心メンバーで2度の予備調査を実施する(延べ10名程度)。1度目の予備調査は5月上旬に実施し、たじま高原植物園や兎和野高原野外教育センター周辺のウォーキングコースおよび登山道などの距離や歩数、消費エネルギーを測定する。その後、第2回目の予備調査として、7月2,3日に同地域で開催される「第4回 姫ボタル・瀞川平トレイルラン」に参加し、上記の測定に加えて参加者・運営者を対象としたアンケートおよびインタビュー調査を実施する。
以上の予備調査を踏まえ、8月上旬に調査スタッフ20名程度を動員して本調査を実施する。調査スタッフは5つ程度のグループに分かれ、中心メンバーが事前に準備したスポーツアクティビティを体験し、それらの改善点などをまとめる。その結果をもとに、観光客や地元住民を対象としたスポーツアクティビティと、それらを対象者に訴求するための宣伝方法について検討する。なお、現地調査以外の活動としては、Web等でのスポーツイベント・アクティビティやプロモーション方法などを調べ、調査結果と合わせて年度末に連携先に具体的なプランを報告する。
以上の予備調査を踏まえ、8月上旬に調査スタッフ20名程度を動員して本調査を実施する。調査スタッフは5つ程度のグループに分かれ、中心メンバーが事前に準備したスポーツアクティビティを体験し、それらの改善点などをまとめる。その結果をもとに、観光客や地元住民を対象としたスポーツアクティビティと、それらを対象者に訴求するための宣伝方法について検討する。なお、現地調査以外の活動としては、Web等でのスポーツイベント・アクティビティやプロモーション方法などを調べ、調査結果と合わせて年度末に連携先に具体的なプランを報告する。
【中間報告】代表学生から活動状況
本年度から私たちのゼミでは兵庫県の香美町の観光、スポーツ資源を活用したアクティビティの開発し、地域の活性化に貢献するため活動を行うことになりました。
まずは4月から香美町の観光、スポーツ資源に関する情報収集を行い、自分たち学生が楽しめそうなアクティビティを考えました。6月には第1回目の現地調査に行き、植物園やキャンプ場の広さやトレッキングコースなどの距離を調べました。その後は、ゼミの授業時間に現地で収集した情報をもとに、アクティビティの細かいルールや備品等を考えていきました。
7月には第2回目の調査に行き、瀞川平で開催されたトレイルラン大会の運営補助をするとともに、来場者アンケート調査やインタビュー、プロモーションビデオ用の動画の撮影等を行いました。以上の2回の下見の結果を踏まえて、8月にゼミ合宿を開催し、約40名の学生に私たちが考えたアクティビティや香美町の豊かな自然を活かした企画を楽しんでもらいました。
今後は、これまで現地で体験したことから香美町の魅力を分析し、それをより多くの人たちに発信するためのプロモーション方法を検討していく予定です。
まずは4月から香美町の観光、スポーツ資源に関する情報収集を行い、自分たち学生が楽しめそうなアクティビティを考えました。6月には第1回目の現地調査に行き、植物園やキャンプ場の広さやトレッキングコースなどの距離を調べました。その後は、ゼミの授業時間に現地で収集した情報をもとに、アクティビティの細かいルールや備品等を考えていきました。
7月には第2回目の調査に行き、瀞川平で開催されたトレイルラン大会の運営補助をするとともに、来場者アンケート調査やインタビュー、プロモーションビデオ用の動画の撮影等を行いました。以上の2回の下見の結果を踏まえて、8月にゼミ合宿を開催し、約40名の学生に私たちが考えたアクティビティや香美町の豊かな自然を活かした企画を楽しんでもらいました。
今後は、これまで現地で体験したことから香美町の魅力を分析し、それをより多くの人たちに発信するためのプロモーション方法を検討していく予定です。
流通学部 2年生 柴崎 仁(早乙女ゼミ)
7月2日、3日に兵庫県香美町で開催された「第4回姫ボタル瀞川平トレイルラン」の運営に参加してきました。初日はグループに分かれて、但馬高原植物園のルートマップを作成するために距離の計測を行ったり、ファミリーランに参加し参加者と一緒にコースを走ったりしました。ファミリーランでは子供たちが一生懸命走っている姿がとても微笑ましかったことが印象的でした。
2日目はトレイルランの運営を手伝い、完走賞を配ったり、分岐点での道案内をしたりしました。開催日は雨が降り、悪条件の中でしたがゴールを必死に目指すランナー達の姿にとても感動しました。完走後のランナーにトレイルランの感想や、大会をより良くするためのアンケート調査を行いました。このトレイルランの運営のお手伝いをさせていただき、一つのイベントを成功させるにはたくさんの人の協力が必要になることが分かりました。そしてイベントが成功し、参加者が楽しかったと満足してくれることの嬉しさを学べました。普段できない貴重な経験をさせていただいた香美町の方々にはとても感謝したいです。
2日目はトレイルランの運営を手伝い、完走賞を配ったり、分岐点での道案内をしたりしました。開催日は雨が降り、悪条件の中でしたがゴールを必死に目指すランナー達の姿にとても感動しました。完走後のランナーにトレイルランの感想や、大会をより良くするためのアンケート調査を行いました。このトレイルランの運営のお手伝いをさせていただき、一つのイベントを成功させるにはたくさんの人の協力が必要になることが分かりました。そしてイベントが成功し、参加者が楽しかったと満足してくれることの嬉しさを学べました。普段できない貴重な経験をさせていただいた香美町の方々にはとても感謝したいです。
流通学部 3年生 小林 健太(黒部ゼミ)
参加学生一覧
柴田 佳波、片山 周、川崎 海、河野 美乃里、喜納 一磨、近藤 集、坂本 尚也、佐野 拓海、柴崎 仁、佃 愛実、長田 龍憲、八百谷 真希、山田 純平、山中 里沙、大北 来輝、倉持 純平、赤松 将太、池上 大志、池田 周平、井関 雄介、上林 哲大、北野 貴士、小林 健太、眞銅 遼祐、鎭西 一真、中野 竣、藤岡 崇之、山下 琢真、渡邉 優樹、中川 慎太郎