活動の目的及び取り組む課題

阪南大学の学生は昼食およびおやつとして学内のコンビニや食堂を利用することが多く、大学の近隣にあるカフェは阪南大学の学生の利用が多くはない。大学生の昼食やデザートなどに関する意識調査を行うことによって、お店に利益が発生し、かつ学生が出すことのできる金額で、学生に魅力があるカフェメニューの提案を行う。
取り組む課題
思いつきで提案するのではなく、ニーズの調査・会計的な検討を通して、課題を発見し、計画・創造する力を養う。また、チームで行動することによって、状況を把握し、他人の話に耳を傾けるなどのチームで働く力を磨くことができる。

活動内容

ゼミ内で3グループ程度に分かれ、グループごとにある程度の方向性を設定し、図書あるいはウェブで情報検索を実施する。その後、本学の学生に対して昼食およびカフェに関するアンケートを作成・実施し、集計・分析を行う。流通学部のゼミ大会において、ここまでの途中経過を発表する予定である。
実地調査として、関西地域にある他大学の近隣のカフェを視察し、他大学の学生の好むメニューを探る。また、東京の流行しているカフェを視察し、新しいメニュー作りの参考とする。
11月に連携先の報告をするため、発表原稿の作成及びプレゼンテーションの練習を行う。実際の報告会の後、その反省を受けて、改善すべき点をまとめる。

【中間報告】代表学生から活動状況

 私たちのゼミでは、大学の近くにあるカフェVivoと連携して、阪南大学生が食べたくなるカフェメニューの提案というテーマでキャリアゼミの活動を行っています。
 阪南大学生の多くは昼食やおやつとして学内のコンビニや食堂を使っています。私たちもお弁当を持ってきたり食堂で食べたりすることが多く、大学の外に食べに行くことはほとんどありません。大学生にアンケートをとりましたが、昼食にかける金額は400円以下、かける時間も30分以下が多いという結果となりました。
学生が多く訪れるような学生街のカフェや、大阪や東京などの人気のカフェを視察することにより、提案できるメニューのヒントを探りました。
 また、ゼミ大会では今回の活動の途中経過を報告しました。まだまだ途中ということもあり、うまくまとまっていなかったこともあったので、審査員の先生から鋭い指摘がありました。その指摘は、今後の活動を見直すよい結果となりました。

流通学部 3年 遠井和 弥生、山中 莉奈

参加学生一覧

大川 巧将、奥田 柚希、久川 智美、酒井 希望、信濃 知佳、滝口 竜司、遠井和 弥生、徳留 大嘉、正木 香菜子、松居 聖也、松村 直紀、源 勇貴、村田 桃香、山中 莉奈

連携団体担当者からのコメント

Café vivo  池之内 康子氏

 当店は大学の近くにあるカフェですが、学生さんにもっと来店していただきたいと思っています。常連の学生さんも多いのですが、もっとたくさんの学生さんにこの店を知っていただきたいです。アンケートの結果を見ましたが、やはり値段が高いことがネックになっているのでしょうか。何かいい提案を期待します。
 今抱えている課題は忙しいときとそうでないときの差が大きいことです。曜日でいうと、水曜日と木曜日はお客さんが多くて来店を断ることもあるのに対して、月曜日や金曜日はほとんど来ないこともありました。また、どうしても夏休みや春休みには学生さんがほとんど来店されないので、何とかいいアイデアを出して欲しいと考えています。

活動日程

4月 グループごとのテーマ選定、文献の調査
5月 学生に対するアンケートの実施、集計、分析
6月 実地調査(関西の他大学近隣のカフェ視察)
7月 ゼミナール大会での発表
8月 実地調査(東京等遠方のカフェ視察)
10月 連携先への報告準備
11月 連携先にて研究成果の報告

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